桑田真澄から福井優也へのアドバイス
2015/07/31
珍しく日テレが地上波で野球中継をやっていて、解説は浩二さんと桑田さんでした。
浩二さんはカープOB、桑田さんは巨人OBとしての立ち位置を期待しての起用だったと思いますが、如何せん桑田さんは福井のことが大好きなもので結果的にかなりカープ寄りの解説となっていて面白かったです。
桑田真澄と福井優也
桑田さんと福井と言えば、福井は早稲田出身で桑田さんもプロ野球を引退したのちに早稲田大学院に進学したという微妙な接点があります。
そういう点も影響してるのかもしれませんが、それにしても桑田さんの福井愛はかなり強いです。今日の解説でも福井に個人的なアドバイスを送っていて、福井愛がダダ漏れ状態です。
まぁそれもこれもつい応援したくなるという福井が持つ謎の吸引力によるものかもしれないので桑田さんに罪はありません。むしろ清々しいくらい素直な反応でした。
とにかく桑田さんの福井愛がすごくてもうアドバイスしたくてしたくてしょうがないようで、桑田さんは福井にアドバイスを送りまくっていたので一応メモしておきます。
桑田真澄から福井優也へのアドバイス
とりあえず自分が中継を見ていて印象に残ったアドバイスを挙げておきます。
まずピッチングのテンポについて。もっとテンポよく投げれば野手も守りやすくなると言っていました。球の質ならエースになれるとも言っていました。
あとは内角の使い方。左打者の内角に投げる球をもっと上手く使えればもう一段上のステージに行けると言っていました。
また、福井は色んな球種を放る中で、カーブを投げる時のフォームが一番良いフォームだとも言っていました。調子の悪い時にはカーブを投げて調子を整えるようにすれば良いとのことでした。
あとは、良いボールを持ってるんだから力む必要はまったくなく、普段通りに投げれば抑えられる。それくらい質の良い球を放っている、とも言っていました。
また、その日の審判のクセや特徴をいち早くつかむことが大事とも言っていました。高めを取る審判、外を取る審判いろいろいますからその日の審判の傾向を早めに掴んで傾向を活かしてピッチングをすることが大事だそうです。
福井優也のバントについて。
また福井のバントについても桑田さんは色々と言っていました。
ちなみに桑田さんが現役の頃はバント職人の川相さんがチームメイトで、川相さんのバントをめちゃくちゃ観察して技術を盗んだそうです。
当然ですが、先発をやりたいピッチャーはバントはきちんとできる方が良いし、5年10年とやっていく中でバントを失敗するか成功させるかは大きな違いになってくるとも言っていました。
もうこれはまさにその通りで、今日も福井はバントをしていましたがまずフォームからして完全にオカシイです。右手の位置がグリップ寄りすぎて右手と左手の位置があまりにも近すぎます。あの両手の位置関係だとテコの原理で言うところの支点と作用点?力点?が近すぎて球の勢いを殺すのが非常に難しいです。
あんなに右手がグリップよりだと右手でバットを持つと右手にすごく力が入るし、なんとなくあのフォームではバントを左手主導で行っているように見えます。
右打者のバントは右手でバットを掴んで右手でバットをコントロールして右手主導でバットを動かし、左手はグリップに添えるだけ、というのが基本です。
となると右手でバットを持って力を入れなくてもバットを持てるような位置を右手で掴む訳ですから、福井はもっとバットの先を右手で掴んだ方がバントはやりやすくなります。
というか本当にバントを成功させるかどうかはその日の試合の勝敗を左右しますし、これが5年10年と積み重なると通算の勝ち星も大きな差が生まれます。
それくらい先発投手にとってバントは重要です。ここはもう早急に対処してバント職人になってもっともっと勝てるピッチャーになって欲しいです。
福井は桑田さんに直接アドバイスを求めれば良い
シーズン中は難しいですが、オフシーズンなら早稲田つながりで桑田さんとコンタクトを取ろうと思えば取れるはずなので、マジで福井は桑田さんにアドバイスを求めれば良いです。
桑田さんも福井のことが大好きなのでウキウキでアドバイスを送るはずです。今日ももうアドバイスしたくてしたくてたまらない様子でしたし、桑田さんからは福井愛があふれています。