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【誤審】東利夫審判の発言が二転三転。【幻のホームラン】

   

田中広輔が放った文句なしのホームランが三塁打と誤審された問題について、翌日以降いろいろとまた分かってきたことがあります。

誤審による田中広輔幻のホームランの経緯

2015年9月12日
延長12回表に田中が大飛球を放ち三塁打となりました。

これに対しまず緒方監督がビデオ判定を要求しました。

通常ビデオ判定と言えば時間がかかることで知られていますが、この時のビデオ判定はかなり短時間で終わりました。

1~2分ほどでビデオ判定を終えた東利夫審判は「インプレーの為“二塁打”として試合を再開します。」とまず宣言します。

これに対し緒方監督が再度抗議。

東利夫審判は「三塁打として試合再開します。」と訂正します。

東利夫責任審判が短時間で下した判断は正しいのか

「二塁打」から「三塁打」になった発言に関しては、東利夫審判もテンパっていたんだろうと思います。

咄嗟のことでテンパってしまい三塁打を二塁打と言い間違えた、という可能性は高いので問題視はしません。

ただ試合後に東利夫審判は
「リプレー映像を3回見て確認しました。フェンス上部のラバー部分に当たり、ドンと落ちたと判断しました。フェンスを越えてないと3人で判断が一致しました。」
と発言しています。

まずこの「3人で一致」というのが疑問です。

当日の審判団は
球審  良川昌美
一塁審 柿木園悟
二塁審 福家英登
三塁審 東利夫

の4人が務めています。この内3人の意見が一致したということでしょうか。ということは残りの一人はどういう意見を言っていたのでしょうか。

そもそもビデオ判定の時間がやたら短かったのですが、あんな短時間で3回もリプレーを見て3人一致する結論に至るものなのでしょうか。

ここはまったく情報がないので分かりません。

東利夫責任審判の発言が二転三転

またこの試合後に東利夫責任審判は、
「忍び返し(甲子園の外野フェンスの観客席側には、進入禁止用の網がある)のネットがあるとかは分からない。」「横からの映像は見ていない。」
と発言しました。

ちなみに東利夫責任審判は阪神タイガースのOBであり、NPB審判団のクルーチーフです。

阪神タイガースOBでありNPBのクルーチーフが、阪神タイガースの本拠地球場の構造を理解していないとはあまりにも職務怠慢なのではないでしょうか。

この件に関し、カープと広島カープの鈴木清明球団本部長がセリーグに対し確認要求をしました。

確認事項は2点で、
(1)審判団は球場の構造を知っていたのか
(2)ビデオ判定でもフェンスを越えていないように見えたのか
についてです。

鈴木清明球団本部長は
「ネット(忍び返し)があるのは知らなかったとコメントしているが、事実なら怠慢だろう。」とコメントしています。

それに対し東利夫審判は、
1に対しては「甲子園の構造は分かっていた。」とコメントし、2に対しては「ネットに当たったものと思い込み、まさかフェンス内のワイヤに当たることはないと判断した。」とコメントしています。

試合直後は「忍び返しのことは知らない」と答えておきながら、その後「業務怠慢だろう」と突っ込まれると「甲子園の構造は分かっていた」とコメントを訂正しています。

あまりにもコメントが二転三転しています。

ちなみにコメントは二転三転しますが判定は二転三転せず、
「あれ(三塁打)が最終判断なので。」と仰っています。

セ・リーグが誤審について異例の謝罪

一応、今回の田中広輔の幻のホームランについてはセリーグが謝罪をしました。

これは結構異例のことで、セリーグが審判の判定について謝罪をしたというのは大きな一歩だと思います。

謝罪している人に対し「謝罪の仕方が悪い!」とか私だって言いたくはないですが、たださすがに気にかかる点があります。

改めて検証した結果、ビデオ判定でも球がフェンスを越えていたことは確認できていたようで、

「今後は先入観なしに検証するよう徹底をはかりたい。」

とコメントしたそうですが、

「今後は先入観なしに」って凄いです。

こんなコメントを出されると「じゃああの判定は先入観ありありで、ビデオ判定しながらろくに検証しとらんかったんかい。」と言わずにはいられません。

コメントのヘタさ加減に辟易します。

提訴試合に持ち込んだらどうなるのか

一応誤審ということでセリーグから謝罪がありましたが、試合は成立しており判定は覆らないとのことです。

ちなみにNPBには提訴試合というシステムがあります。

提訴試合とは、審判員の裁定が規則に違反しているために、チームの監督が所属リーグに対して審議を請求した試合のことです。

審議を受けたリーグは独自で考査委員会を開き、監督の訴えが認められれば「訴えのあったプレイ」から試合のやり直しが命じられるとのことです。

ということは仮にカープが提訴試合を要求し認められた場合、田中のホームランはどういう扱いになるのでしょうか。

延長12回表、田中のホームランは正式記録として認められカープが3-2とリードしたところから再試合になるのでしょうか。

その場合は田中広輔の成績にホームランと打点は記録されるのでしょうか。

この辺りはちょっと分からないですが、とりあえずカープ(緒方監督)はセリーグに対し提訴試合の要求をすべきだと思います。

また、ビデオ判定による誤審で田中広輔のホームランは幻に。NPBでもチャレンジ制は導入されるのか? でも書きましたが、やはり審判を守る意味でもMLBに近い形でのチャレンジ制は導入すべきだと個人的に考えています。

きちんとしたチャレンジ制を使い、判定をその場で変えていればこのような事態に至ることはなかっただろうと思わずにはいられません。

 - 誤審、審判