カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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カープとコリジョンルールについて考える。

   

今日の試合は延長戦で菊池が決勝打を放ち、丸が押し出し四球、新井さんと誠也が2者連続ホームランで一挙7点を奪い、カープが勝利しました。

ただ今日の試合は見れていないので割愛し、今日はカープとコリジョンルールについて個人的に思う事を書いておきます。

ちなみにカープとコリジョンについて改めて考えさせられたのは昨日の試合です。

昨日の8回裏のカープの守りでは、丸~菊池へとボールが中継され、菊池からのドンピシャの送球を會澤がキャッチし、コリジョン対応タッチで相手走者をアウトにしました。

コリジョン対策を万全にしていたカープ

去年までの會澤は本当にブロックが下手でした。

あんなブロックでは相手選手にケガをさせる危険性がとても高いし、本当に止めて欲しいと思っていました。

もちろん會澤だけでなくベイスターズの高城や嶺井など、というかベイスターズの捕手全般のブロックが走者にとって危険なブロックでした。

そして昨年オフに日本でもコリジョンルールが適応される事が決まり、各チームはコリジョン対策やコリジョンに対応したプレーを再確認しました。

御多分に洩れずカープもコリジョン対策を行い、走者はなるべく積極的にホームに突っ込むようになりました。

そして捕手もコリジョンを想定し、当然フェアゾーンまで出て捕球するようにし、捕球してから相手選手に素早くタッチする練習を繰り返しました。

その結果が出たのが昨日の試合です。

野球に限らずどんなスポーツも時代とともにルールは変わります。

そのルールに適応しルールを味方につけていく事はとても大事な事です。

カープも去年からのルール改正をしっかり自分のものにし、コリジョンを味方につけたプレーを身に付けた。その結果が良い方向に出たのが昨日の試合です。

西武戦で起きたコリジョンサヨナラの正当性

今年の交流戦でカープが波に乗るきっかけのひとつになったのが西武戦で起きたサヨナラコリジョンです。

一応動画を貼りつけておきますが、こんな感じです。


今はまたルールが変わっていますが、この当時のコリジョンはかなり厳格な規定に基づき判定されていました。

たとえボールが逸れていようがなんであろうが、キャッチャーが走路を塞いでいれば即コリジョン適応、というのがこの当時のコリジョンルールでした。

その点で言えば、このプレーはなぜはじめから審判がコリジョンを適応しなかったのか疑問に思うレベルで、圧倒的正当なコリジョン適応プレーです。

7月22以降のコリジョンルールの変更点

今年から始まったコリジョンルールは、今年の7月22日以降から早くもルールが改正されました。

というのも、シーズン前半戦でかなり多くのチームからコリジョンに対する不平や不満が出てきたからです。

コリジョンルールの根幹部分である
「走者が明らかに守備者に向かい起きた本塁での衝突プレイや、守備者が明らかに走者の走路を妨害して起きた本塁でのプレイ(衝突を含む)の場合に、本規則を適用する。」
という規定はもちろん以前と変わりはありません。

大きく変わったのは
「送球がそれて守備者が走路に入らずには守備できなかった、および走者との接触が避けられなかったと審判員が判断した場合は、本規則を適用しない。」
という部分です。

この基準で西武戦のサヨナラコリジョンを改めて見てみると、送球が逸れているので西武のキャッチャーのあの位置取りも正しい位置取りという事になります。

つまりカープのサヨナラコリジョンはなかった、という事になります。

ただあくまでこれは7月22日以降のルールを適応した場合です。

実際にサヨナラコリジョンが起きたのは2016年6月14日なので、当時のルールで言えば紛れもなく菊池はセーフです。

改正コリジョンルールに対する個人的な疑問点

野球に限らずどんなスポーツも時代と共にルールは変わるので、今回のコリジョン改正も当然時代の流れなのでしょうがありません。

ただ個人的にはどうしてもこの改正には疑問を覚えずにはいられません。

そもそも送球が逸れたら捕手は相手走者の走路を塞いで良い、というルール自体が意味不明です。

それなら野手は皆三塁方向に送球を逸らせば良くなります。

三塁方向に逸れれば捕手は走路を塞いで良いんですから、ルールを味方につけるなら当然のプレーです。

でも本当にそれで良いのでしょうか。

悪法も法とはいえ、わざわざ簡単に悪用できるようなルールを制定するのはおかしいのではないかと個人的には思います。

捕手だけレガースを付けているのがそもそもの発端

そしてコリジョン以前に、どうして捕手がブロックをしたり走路を塞ぐようになったかと言えば、捕手がレガースを付けているからです。

レガースを付けているからランナーと接触しても捕手側のダメージはある程度軽減されるので、それを良い事に捕手はどんどんランナーを脚でブロックするようになりました。

ただ捕手以外の例えば内野手はベースにスライディングしてくるランナーを脚でブロックするでしょうか。

絶対しないはずです。なぜなら内野手はレガースを付けていないからです。

レガースを付けていない内野手は、仮に送球が逸れればランナーにぶつからないように、逸れた送球を受け止めます。

その結果ベースががら空きになってランナーが悠々セーフになったとしても、送球が逸れたのが悪いだけであって守備側のミスです。

レガースをつけていない内野手は、送球が逸れたんだから走路を塞いで良い、なんて事にはなりません。

というか送球が逸れたくらいでランナーをブロックしていては、内野手の方がケガをします。

個人的にはそれが本来の野球のあるべき姿だと思います。

送球が逸れたのは守備側のミスですし、それで走路が塞がれてランナーが不利益を被る、というのは道理が合いません。

そんな道理が通っているのは、レガースをつけている捕手だけです。

でもそんな道理はどう考えてもおかしいです。

個人的には捕手も内野手と同じようにベースを守ってほしい

レガースを使ってランナーをブロックする。とかいう謎過ぎるプレーが暗黙の了解で正当なブロックとされてきていた今までの野球がそもそもおかしい、と個人的には思っています。

捕手のレガースはランナーをブロックする為のものではありません。

投手が投げた球が自分の脚に当たりケガをするのを防ぐためのものです。

そんなレガースをランナーに対して使うような捕手ははっきり言って卑怯な捕手だと個人的には思っています。

できれば今後は、捕手も内野手と同じようにランナーと接触しない事を当然としてプレーして欲しいと思います。

仮に送球が逸れたならランナーと交錯しないよう捕球すべきですし、送球が逸れたんだから走路を塞いで良い、なんて道理が通る訳がありません。

そもそもレガースを付けてなければ、送球が逸れて走路を塞ぐのか、とすべての捕手に問いたいです。

ふつうの捕手ならそんな事をするはずがありません。

であればそれが野球において普通のプレーになるべきだと思っています。

送球が逸れたならそれは守備側のミス。

守備側のミスで送球が逸れてランナーが不利益を被る。

そんなルールはさっさと改定して欲しいと個人的には思っています。

バックホームやクロスプレーも野球の華だ、という人もいますが、ケガをする危険性のあるプレーを華として良いのか個人的には疑問です。

バックホームやクロスプレーの醍醐味の代わりに、正確無比な送球という醍醐味の方が野球の華になってほしいです。

正確な送球で捕手も正しいプレー、相手にケガをさせる危険性のないタッチでランナーを刺す。

そんなプレーが野球の醍醐味になってほしいと個人的には思います。

まぁルールはどんどん変わっていくので、これからもその都度変わるルールに対し、カープはきちんと順応してルールを味方につけて戦って欲しいです。

それと同時に今一度、捕手がレガースを使ってランナーをブロックする、という行為の正当性についても再度検討されるべきではないかと個人的には思っています。

 - 戦略, 會澤翼