カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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年俸6億円のカープ黒田に求めたい仕事と役割

      2015/12/20

2016年の球界最高年俸となったカープの黒田。

今季年俸が4億ということでしたがどうも3億5000万だったという情報もあり、そこから見ると2億5000万円アップの推定6億円という妥当な年俸になったようです。

まぁ4億や3億5000万も推定で5000万もの開きがあるので、6億円が本当に正しいのかどうか分からないですが。ただ5億5000万だったとしても、カープにとっては非常に大きな金額です。

ちなみに6億という年俸は来季のNPB最高額となりそうで、歴代でみても佐々木(6億5000万)、松井(6億1000万)に次いで阿部と並び歴代3位タイです。

メジャー帰り選手の年俸比較

メジャー帰りの日本人選手と言えば高額年俸で契約するイメージが強いですが、近年メジャーからNPBに復帰した選手をある程度並べてみます。

2010年 岩村 1億5000万
2010年 松井稼 1億5000万
2011年 井川 1億円
2012年 斎藤隆 3000万
2012年 西岡 2億円
2012年 福留 1億5000万
2013年 岡島 3500万
2014年 中島 3億5000万×4年契約
2014年 松坂 4億円×3年契約
2015年 和田 4億円×3年契約

こうしてみるとソフトバンクすげーという印象しかないですが、大体メジャー帰りはメジャー最終年の成績から見ると高額の契約となっています。

その点黒田はメジャー最終年も先発ローテを守り、11勝防御率3.71という成績を残しました。

さらにメジャーでの実績で言えば5年連続二けた勝利を挙げている訳ですから、そんな選手に4億や5億払うのは当然と言えば当然です。

カープに復帰した今年もローテを守り11勝を挙げ防御率は2.55という優秀な成績を挙げました。

成績だけで見ると6億は少し高い気もしますが、前年までメジャーで5年連続二けた勝利を挙げているバリバリのメジャーリーガーを2年総額10億で契約したと見れば納得できる金額です。

黒田博樹はカープにとって生ける伝説

成績面でみてもメジャーで5年連続二けた勝利を挙げている投手を日本に連れてこようとすれば、最低でも5億くらいは出す必要があります。というか5億でも来てくれないと思います。

さらに黒田の場合は成績だけでは語れない選手です。カープやカープファンにとってはリビングレジェンドと言える選手です。

他球団で言えばイチローや上原クラスだと思いますが、仮にイチローや上原が日本に復帰するならやはり5億くらいは出す必要があるんじゃないかと思います。上原は6億以上必要そうですが。

今年のカープは成績が振るわずBクラスでした。にも関わらず観客動員数は大幅に増えました。

2014年にカープ史上最高の観客動員数190万人を記録しましたが、今年はそれを上回る211万人を記録しました。

おそらくこの集客力にも、黒田と新井とマエケンラストイヤーがかなり貢献したはずです。

さらにグッズ販売もかなりのものですし、経済効果で言えば6億なんて安いものです。また来年は200勝達成グッズがさらに爆売れする予定です。

もちろん球団の収益のみならず、カープに在籍する選手たちにも色々と教えたりして影響力を発揮してくれたんだろうと思います。

年俸6億円に見合う成績は

そんな黒田が年俸6億円の選手として臨む2016年に期待したい数字はどれくらいでしょうか。

一応2015年の成績を挙げておくと
試合数 26
勝利数 11勝(8敗)
投球回 169.2
防御率 2.55
奪三振 106
WHIP 1.10
FIP 3.12

こんな感じです。

年俸6億円の投手なら来年は
試合数 26試合
勝利数 12勝
投球回 160回
防御率 2.60

とこれくらいは期待したいです。

黒田クラスになれば投げてくれるだけで万歳という気持ちもありますが、やはり現役プロ野球選手に対してそういう見方は少し違和感があるし、個人的にはあくまでも優勝する為の戦力として黒田を見たいです。

あとは個人的に、できれば會澤とバッテリーを組んで會澤にピッチングの組み立てなども教えて欲しいです。

會澤と石原の違い

今年の黒田は開幕から會澤とバッテリーを組み7試合投げました。その後はずっと石原とバッテリーを組み19試合投げました。

會澤7試合・石原19試合なので試合数に大幅に違いがあり比較が難しいですが、一応それぞれの成績を比較してみます。

會澤・黒田バッテリー

防御率 3.68
勝利数 3勝(2敗)
投球回 44.0
被安打 47
被本塁打 3
奪三振 25

石原・黒田バッテリー

防御率 2.15
勝利数 8勝(6敗)
投球回 125.2
被安打 111
被本塁打 5
奪三振 81

比較すると引くほど成績に違いがあります。

それでも會澤とバッテリーを組んで欲しい

黒田が石原・會澤とそれぞれ組んだ時の成績にはかなり差があります。ただ個人的にはそれでも會澤とバッテリーを組んで欲しいと思っています。

今年に関してはシーズン序盤に會澤と組んで、その後は石原と組んでいたので今年の會澤の組み立てにはまだ擁護の余地があります。

例え話をすると、KURODAという輸入品のオモチャを買ってもらった兄弟がいたとします。

まず弟の翼くんがKURODAで思う存分遊んでみて、アメリカではフロントドアという遊び方が有名だという予備知識があってそれをバリバリ楽しんでみます。

兄の慶幸くんは翼くんが遊んでいる様を十分に観察しています。

翼くんがアメリカで話題のフロントドアばかりを使いKURODAで遊ぶもんだから、親が見かねて兄の慶幸くんにKURODAを使わせるようにします。

慶幸くんは翼くんの遊び方を散々見てきたからKURODAの巧い使い方が分かっているので、KURODAを巧く扱いKURODAのポテンシャルを最大限発揮しました。

とそんな感じです。

これで「やっぱりリードは石原の方が上だ。會澤はダメだ。」と判断するのは會澤にとってあまりにも酷です。

石原の後継者問題は深刻

もちろん會澤の組み立てを見て石原が黒田の巧い活かし方をしたのは石原の経験のなせる技です。石原の経験はカープにとって大きな財産です。

でも石原はもう36歳です。この先何年やれるか分かりません。

リードが良いから石原を使え、とずっとやっていると次が育ちません。石原が健在のうちにポスト石原を育てておくのはカープにとって至上命題です。

年齢で言うとポスト石原の候補は27歳の會澤、23歳の磯村、22歳の船越と言ったあたりになります。

會澤より磯村や船越の方が成長しそうなら磯村や船越と組んでも良いですが、とにかく石原以降の捕手を早く確立する必要があります。

會澤も今年の石原の組み立ては観て勉強したはずですし、来季はもう少し良い組み立てをしてくれると期待したいです。もしそれで来季もダメなようであれば磯村か船越の方を優先的に起用していけば良いかと思っています。

バックドアやフロントドアは絶対的な決め球ではないし、あると意識させる事によって他の球の効果をより高めるモノです。そこは會澤も今年充分理解したと個人的には思っています。

工藤投手が城島を育てたように、西口が炭谷を育てたように、黒田には會澤や磯村や船越を育てて石原の後継者問題を解決して欲しいと思っています。

それが6億円投手黒田博樹の仕事のひとつなんじゃないかと思っています。

黒田の200勝や新井の2000本安打もファンとして見たいですが、それが来季のカープの目標ではないです。

あくまで「強いカープ」をファンとして見たいし、強いカープを最大目標として選手やチーム、球団には動いて欲しいと思っています。

 - 黒田博樹