カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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カープが日本一になる為の糧にすべき展開と継投

   

まず、5月3日に今年個人的に注目していた中村祐太がプロ初登板初先発でプロ初勝利を飾ったようで、期待していた私も自分の事のように嬉しいです。

まだ良い球と悪い球のバラつきがあるしコントロール・変化球・球速すべての面でもう一段レベルアップが必要ですが、幸先の良いスタートが切れたようで良かったです。

コメントを見ても冷静に現状を分析できていますし、あとは全体的に身体の出力をワンランクレベルアップさせるとともに、良い球を投げられる確率を高めて行ければ素晴らしい投手になれると思います。

これからも期待しています。

そして今日の試合ですが、継投が1イニングずつ前倒しになったというか、後手後手の継投になって負けてしまいました。

7回の一岡の炎上について

試合がほぼ決定したのは7回の一岡の炎上です。

一岡はその前のイニングの途中で突然乱れたブレイシアの後を継ぎ、そのまま7回も続投しました。

イニング跨ぎが大変だったというのもありますが、とにかく7回はフォークを阪神打線に徹底的に狙い撃ちされていました。

先頭の中谷に打たれたのもフォーク、鳥谷の四球と糸原のバントを挟み、梅野に逆転タイムリーを打たれた球もフォーク、原口にはカーブを打たれ、高山を結果的に打ち取りましたがバットに当てられたのはカーブ、糸井に打たれたのはストレートでしたが低めのボール球、福留に打たれたのもフォーク。

阪神打線は完全にフォーク狙いに来ているのが分かるバッティングをしていましたが、それでも一岡石原のバッテリーは落ちる球を中心に攻めて炎上してしまいました。

カーブを打たれた場面もフォークを狙っているからカーブにタイミングが合う訳ですし、ちょっとあのイニングの攻めはもったいなかったです。

その後、中谷にはストレートを中心に攻めストレートで空振り三振に仕留めただけに、もう少し早い段階でストレート中心に配球を変えていたらなぁ、と思わずにはいられませんでした。

開幕戦でジョンソンを滅多打ちにした時に、阪神側レポートで「石原のリードを徹底的に研究した。」というコメントがありましたが、まさに今日の試合も石原のリードを完全に読まれたような展開でした。

阪神側が「石原のリードを徹底的に研究した」とわざわざコメントを出してくれている訳ですから、そこは逆手に取るような強かさがあっても良いのかなと思いました。

スクランブル継投で結果を出せないと日本一にはなれない

今日の継投は本当に後手後手で大変でしたが、去年の日本シリーズを思い出すと、日ハムは序盤からスクランブル継投の嵐で、それでもカープ打線を封じて日本一になっていました。

そしてカープは去年の日本シリーズで1イニング1人という基本に忠実な継投をしてジャクソンを引っ張り試合を落としてしまいました。

あの経験があったからこそ、今年はカープもイニング途中での継投というのが増えているのかなと思っています。

イニング途中からの継投は本当に難しいですし、結果的にイニング跨ぎになるケースが多く難しいですが、「こういう展開でも抑えて勝つ」という経験は日本一になるためには絶対に必要です。

スクランブル継投での気持ちの持っていき方

日本一になるには去年の日ハムのように、イニング途中だったり試合の序盤から継投を成功させていく必要があります。

とは言えスクランブル継投は難しいですし、イニング途中からの継投は投手にとっても気持ちの持っていき方が難しいです。

またイニング跨ぎになるケースも多く、そこも気持ちの作り直しが必要になります。ピンチを抑えた後の「もう一イニング」は本当にしんどいものです。

だからこそ、そこは監督や投手コーチの役割が本当に大事になります。

例えば今日のブレイシアや一岡であれば、イニング跨ぎになっていただけに気持ちの作り直しが大変でしたが、2イニング目はとにかく一人必殺の気持ちで行くようなマインドを作っておかないと精神的に持たないです。

一人必殺の気持ちで仮に打たれたら次の投手が抑えてくれる、という気持ちで行って、それで結果的に2イニング目も無事に抑えられたリ、抑えられなくても次の投手もスクランブル用の準備をしっかりしておけば後手後手のように見えても、次の投手は準備万端でマウンドに向かえます。

今日の試合はそのあたりの、イニング途中で登板してそのまま跨ぐ投手へのケアと次の投手の準備が少し足りていなかったのかな、という印象を受けました。

日本一に向けて良い経験になった

もちろんシーズン通して考えればスクランブル継投なんて少ないに越した事はないです。1イニング1人で7,8,9と抑えられる試合をより多くして行った方がどう考えても良いです。

ただ試合展開によってはこういう展開になる事もありますし、その時にこそ、日本一になる為の良い経験の場になりますし、チーム全員でスクランブル的な状況を乗り越え勝利を掴むような経験を多く積んで欲しいと思います。

野手陣はそういったバッティングや戦い方ができているだけに、あとは投手陣がそういった展開で一人必殺の気持ちで臨んで危機的状況でも勝ち切れば、それはチームにとって大きな財産です。

そしてその経験が日本シリーズのような短期決戦で必ず活きてくるはずだと思います。

 - 畝龍実, 緒方孝市