カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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鈴木誠也のサヨナラホームランと、九里に対する池谷さんの解説。

   

今日の試合はチームとして本当に大きな勝利となりました。

これで38勝29敗の貯金が9。勝率や2位とのゲーム差は今考えることではないですが、とにかく貯金10まであとひとつとしたことが大きいです。

80勝、貯金10が優勝のためのボーダーライン

去年から言っていますが、カープが優勝するためにはシーズンで80勝が必要です。

そして80勝のために、シーズン中から意識するのは貯金10です。そこが優勝のために最低ラインになってきます。

今日の勝利で貯金が9まで来たのであとは貯金10、そしてそこからどれだけ貯金を上積みできるかが優勝のためにはとても大事になります。

ゲーム差は気にしてもしょうがないですし、相手チームの勝敗よりまずはカープが勝つことです。

今年は本当に優勝が狙える年ですし、黒田もおそらくファイナルイヤーになる年です。

黒田の200勝と新井の2000本、そしてチームとして優勝を飾り、今後何十年にも渡り語り継がれるような年にしてほしいと思います。

鈴木誠也の左足の動きが素晴らしい

そして今日の試合を決めたのは鈴木誠也。見事というしかないレフトへのサヨナラホームランでした。

今年の誠也の成長はとにかく前に体が突っ込まなくなったことです。

誠也はタイミングをとる時に左足をチョンチョンと上げますが、その動きが本当に自然で自在に足を上げ下げできています。

なぜあそこまで自在に左足を小さく上げ下げできるかといえば、右足一本で立ったときに体が突っ込まないような重心の置き場所を体得できたからです。

今日の5回に東明の低めのフォークを悠然と見送った時の見送り方なんかは、もう完全に一流打者の見送り方でした。

あの見送り方を見て、誠也はもう大丈夫だと確信しました。

もともと打撃の完成度が高く、ほとんど唯一ともいえるウィークポイントが体が突っ込むところでしたが、そこを克服できたのでもう活躍が計算できる選手になりました。

これからもっともっと大きな選手になってくれるはずです。

安部のスイングも少し良くなっていた

あとは最近スイングが遠回りしていた安部が少しスイングが内側から出るようになりつつあるのが良かったです。

本当はもっと内側からバットを出すようにキャンプでやっていたようなフェンス際での素振りなんかで修正して欲しいですが、今日は少しだ
け良い感じのスイングになっていました。

内角を攻められるようになったのも打者として相手チームに認められた証ですし、これから内角攻めの壁を克服してもう一段上の選手になってほしいです。

九里が登板しているときの池谷公二郎さんの解説

今日の試合の主役は誠也でしたが、個人的に印象的だったのは九里が投げている間の池谷さんの解説です。

九里の一挙手一投足に至るまで本当に細かく見ていて、池谷さんは九里に対して本当に大きな期待を寄せているんだなというのがわかりました。

野村前監督も九里にはいろいろとアドバイスをしていましたし、私も同じような印象を受けたのでメモ代わりに残しておきます。

ゴロヒットは気にするな

まず野村前監督も言っていましたが、完璧なピッチングなんて絶対にできないんだからゴロヒットは気にするな、というアドバイスです。

とくに九里のような打たせてとるタイプであれば、ゴロヒットはたまたま野手の間に球が飛んだだけです。気にする必要がありません。

ですが今日の九里はゴロヒットを打たれた次の打者の西野を四球で歩かせてしまいます。

ゴロヒットを打たれても次打者を抑えれば大きなピンチにはならないのに、ヒットを打たれたという事実を気にしすぎてピッチングが窮屈になっていると池谷さんも野村前監督も言っていました。

実際に今日の九里はその後2アウト満塁のピンチを招いてしまいました。

どんな良い投手が完璧なピッチングをしても相手打者はバットを持ってるわけだから打たれる事もあります。

打たれても点を与えなければ良いだけですし、特にゴロヒットなんて正直打ち損じと対して変わらないですし、意識すればするほど自分のピッチングが窮屈になるだけです。

左打者のインサイドをどう攻めるか

1アウト1,2塁となって、今日黒田からホームランを打ったクラークを迎えた場面。

3球目に本当に良いカットボールを内角に投げることができました。

結果的にはボール球になりましたが、池谷さんはそこで
「内角にあれだけ良い球を投げられたんなら、次は外角に少しくらい甘い球を投げても大丈夫。ゾーンの四隅ばかり狙わなくても良い。内角にあれだけ良い球が行けば外角甘めでも打たれない。」と言っていました。

実際に次は外寄り甘めの球でしたがクラークはファウルが精一杯で、最後は落ちる球で三振にとりました。

内角を攻めるのは勇気がいることですが、内角を攻められれば外角は多少甘くても相手打者が勝手に打ち損じてくれます。

あとは池谷さんが言っていましたが、左打者の内角にインスラを投げられるようになれば、外に逃げるツーシームの効果もさらにアップしてさらにもう一段上のピッチャーになれるはずです。

マウンドで余計な動きが多い。もっと自信を持て。

そして個人的に一番印象的だったのが、マウンドで九里は余計な動きが多いという指摘です。

池谷さんがいうには、自信のない投手はマウンド上で余計な動きが多くなって、マウンドの土のゾーンからやたら外に出たりしたがるそうです。

これは何となく自分も思い当たる節があるというか、確かに絶対抑えられるという自信がある時は別に余計な動きをする必要がなくなります。

池谷さんが言うには、今年の九里は球そのものは良い球を投げているんだからもっと自信を持ってほしいそうです。

あとは満塁の場面で初球にクイックで変化球を投げていましたが、その次は大きく足を上げて投げても良いし、いろんなことを試してほしいとも言っていました。

まぁ器用すぎるから四隅を狙わずもっとシンプルに「低めに投げる」という意識だけで良いとも言っていましたが、まぁどちらも本当にその通りです。

器用だしタイミングをずらす頭脳的な投球はもともと九里が得意にしていることですし、そこはもっとやってほしいですし、同時にあまり四隅を狙わず低めに多彩な変化球を集めるだけでも十分結果を出せる投手だとも思います。

九里が投げている時の池谷さんの解説は本当に言いたい事が山ほどあるという感じの解説でしたし、それだけ言いたいことがあるということは九里のことをよく見ているということですし、何よりも池谷さんは九里に対して大きな期待をしているということです。

九里もいろいろな人に期待されている選手なので、その期待に応えられるような投手になってほしいと思います。

 - 九里亜蓮, 鈴木誠也