カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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CS2014:チームもファンも成長する必要があると気付かされた試合

      2016/10/17

ペナントレースではその日の試合展開に応じ適宜捨て試合を作ることも必要ですがポストシーズンは全てが絶対に負けられない戦いでペナントとは別の緊張感が見る側にも伝わってくるようなヒリヒリとした試合展開でした。

メッセ投手の調子が良くそれを活かす藤井選手のリードも冴えわたり今日の阪神バッテリーを攻略するのは至難の業でした。

序盤から決め球のフォークを多投してポストシーズン用のリードなのかと思わせ散々意識させておいて6回以降はスライダーを軸に切り替え的を絞らせず、なおかつエルに対しては苦手のストレート中心で攻める、菊池にはフォーク攻めを徹底してバットにすら当てさせないなどバッター毎の攻めにも意図を感じるベテラン捕手ならではの工夫が凝らされた配球でした。

今日のように序盤はフォーク多投、6回以降はスライダー多投といった風に配球パターンを変えてくるのは来季以降も考えられるので、こういったパターンにどう対応していくのか、また配球パターンの変化をチームとしてどうデータを取りそのデータをどう活かしていくのか、そういった所が明日以降、また来季以降の課題になってくるように思いました。

チームが若いからといって勢いだけでは優勝できないのは去年、今年を通じて分かってきたのでそろそろ細かな所を徹底的に研究し個々の完成度、チームとしての完成度をどう高めていくのか、スコアラー含めベンチワークの大事さを改めて痛感した試合でした。

今日打てなかった責任を初回のチャンスで打てなかった松山に負わせる人はいないと思うけど仮にもし万万が一そんな人がいたらそれはあまりにも酷だしそこに敗因を求めていては何の進歩もないです。

なぜ松山が打てなかったかと言えば早いカウントからフォークを使う配球をデータとして活かすことができなかったから初球のフォークに思わず手が出たからで、結果には必ず具体的に原因があるのでそこをチームとして突き詰め明日以降、来季以降に活かしていくことが大事になります。

狙い球をどう絞るのか、相手バッテリーの配球の選択肢をいかに狭められるか、配球をいかに誘導していくのか、そういった細かな野球をできるかできないか、それがペナント終盤やポストシーズンでの勝負強さに直結してきます。

配球が相手バッテリー主導になると後手後手の攻めになるのでこちらから相手バッテリーの選択肢を奪って「もう投げる球がない」と思わせるような計画的な攻めができるようになればチームとしての強さも本物になってくるはずです。

あと良かったのは梵と堂林です。

なかなか勝負すらさせてもらえない展開の中もっともメッセの投球に対応できていたのが梵でした。さらにマエケンが福留に四球を与え悔しそうな表情をしている時すかさず声掛けに行くなど、やっぱり内野に1人は梵が必要だなと思わせてくれるような確実な存在感を放っていました。

シーズン終盤にゲッツーが多くてファンに色々言われていた梵ですが明日以降仮に梵がゲッツーを打ってそれをとやかく言う人が万が一いたとしたらその人のことを野球のことを何も知らない人なのだと勝手に見なすことに決めました。私は似非ファンの敵であり梵の味方です。選手の味方です。

堂林は久しぶりに良かったです。バットを構えた時点で打ちそうに見える堂林を久しぶりに見ました。構えに力感がなく自然体でいるのでボールの見極めも余裕があって打ちそうな雰囲気めちゃくちゃ感じました。明日以降は能見投手や藤浪投手など好投手との対戦が控える中、好投手相手にどういったバッティングを見せることができるのか、調子の良さを結果にどう結び付けていけるか注目していこうと思います。

今日のような緊張感がピンと張りつめた戦いを毎年こなす中で好守にわたり相手の選択肢を狭め試合の主導権を握っていけるような戦いをスタンダードにできるような大人なチームにこれからカープは向かっていく時期に来たのかなと思います。

普段は忙しく初回から試合を見ることは少ないですが、今日は久しぶりに初回から試合を見て選手がかなり高い集中力を持って試合に臨んでいるところも観れて「野球はいいもんだぞ、野球は楽しいぞ」とチーム一丸となって見てるファンにメッセージを送っているように私には感じられました。ファンもアレコレ言うなら前提として野球をきちんと見ないといけないなと思いました。

チームもそうですがファンも成長する必要があるような気がします。

 - ポストシーズン, 戦略, 梵英心