カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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ジョンソンからオスカルへの継投を見てプレミア12の韓国戦を思い出した

   

ジョンソンは今のカープでナンバーワンの投手です。

だからこそジョンソンの後を受ける投手は投げるのが難しいですし、起用法にも注意が必要です。

ジョンソンからオスカルの継投は不安だった

今日の試合は7回表が終わった時点で5-0のワンサイドの展開でカープがリードしていました。

そして7回裏のドラゴンズの攻撃の場面で、カープベンチはジョンソンからオスカルに投手を変えて来ました。

オスカルも良い投手ですが、タイプ的にはジョンソンと同じ左腕でタイプも似たタイプの投手です。

変化球ではチェンジアップが武器で、あとはスライダー系統の変化球を持っていますが、どちらの球種もジョンソンと比べると一段劣ります。

さらにジョンソンは193㎝、オスカルは178㎝で、ジョンソンと比べ上背もありません。

またストレートの球威球速ともにジョンソンと比べると一段劣ります。

ジョンソン相手に手こずっていたドラゴンズの打者からすれば、おそらくオスカルの球は非常に打ちやすく感じたはずです。

同系統の投手継投で打たれるパターンはプレミア12で見た構図

今日の試合の構図はプレミア12の韓国戦で見た構図そのものです。

あの試合では大谷がストレートとフォークのゴリ押しピッチングで無双していました。

その後を継いだ則本が落ちる球を狙われ、大谷と同タイプで大谷より上背がなく平均球速の遅い増井がフォークをイデホに拾われ逆転されてしまいました。

また何年か前、まえけんの次の試合に野村が先発してボコられ、相手チームに「まえけんの次の日の野村はかなり打ちやすかった」と言われたこともありましたが、それも同じ構図です。

ちなみに今日のジョンソン石原バッテリーは左バッターに対しては外角中心、右バッターにはインサイドにカットボールを多用する組み立てをしていました。

オスカルに代わり攻め方が変わるかと思いきや、ジョンソンの時と同様に右バッターの谷と荒木に対しインサイドにクロスファイヤーとインスラ中心、左バッターの大島と遠藤には外角中心の組み立てをしていました。

これだけジョンソンとオスカルの組み立てがもろ被りすると、ジョンソンより一段劣るオスカルはどうしても打たれてしまいます。

もちろんオスカルや増井が悪い訳ではないですが、選手のタイプがもろ被りしてしまうと使い方や配球に気をつけないとこのような事は起こっても不思議ではありません。

野村祐輔のピッチングはなかなか良かった

ちなみにドラゴンズとの3連戦は野村祐輔、横山弘樹、ジョンソンというローテーションでした。

野村祐輔のピッチングは個人的にはなかなか良い印象でしたし、今年カープが優勝する為には野村祐輔の力が絶対必要なのでかなり期待しています。

野村の何が良かったかと言えば、まず腕が耳のすぐそばを通っていたことです。

数年前の篠田がプチ復活した時もそうでしたが、腕が耳のすぐそばを通る事によって腕は振ろうとしなくても勝手に振られます。

イメージとしてはフィギュアスケートの選手がクルクルと回転する時に、腕を広げているとゆっくりと回転し、腕を身体側に引き寄せると回転が高速になるのと同じ感じです。

更に腕が身体の近くを通ることでリリースポイントも安定しコントロールも良くなります。

一昨日の野村のピッチングはまさにその通りのピッチングで好印象でした。

あとは何度も何度も書いていますが、外の出し入れだけで抑えると1巡目は楽ですが2巡目以降が苦しくなってきます。

だからこそ野村のように球威だけで抑えられないタイプは、内角も積極的にゴリゴリ攻めて行かないと打者2巡目以降のピッチングが苦しくなります。

ちなみに一昨日の試合では、5回に大島の打席で2球目に素晴らしいインハイのストレートを投げ込んでいました。

あのインコースの球は解説者も「良い球ですね~、しかも効果満点の球ですね~。」と大絶賛していましたが、私も同じように見ていました。

次の球はワイルドピッチになってしまいましたが、その次の球で大島をしっかり空振り三振に仕留めていました。

野村の場合は本当にそこが一番重要です。ゴリゴリに内角を攻める事で野村最大の武器であるチェンジアップがさらに活きてきます。

ちなみに一昨日の試合の何打席目か忘れましたが、高橋周平に対しても2球外角でポンポンと追い込んでいましたが、ああいう所で追い込んだあと一球インサイドにボール球を投げておけばその後のピッチングが楽になります。

それができれば野村は2巡目以降も抑えられ、結果的に6~7回くらいは投げられるようになります。

野村祐輔から横山弘樹のローテーションは良かった

ドラゴンズとの2戦目はドラフト2位ルーキーの横山弘樹が先発でした。

横山は野村と同系統の右投手で、変化球もチェンジアップが武器でスライダー系統の球を持っています。

また野村が177㎝なのに対し横山は187㎝と10㎝も上背があり、球速も野村と比べると速いです。

さらにコントロールが比較的まとまっている野村と比べ横山は球が荒れるので、バッターからすれば野村より打ちづらく感じます。

これは今日のジョンソンからオスカル、プレミア12での大谷から則本増井、というパターンとは逆の構図になります。

同じタイプの投手でも後から出て来る投手の方が打ちづらい投手なら、その順番は効果的になります。

しかも横山のフォームもオープン戦の時と比べ、腕が耳の近くを通るようになり野村と同じ感じで良い方向に修正できていました。

横山の修正能力が高いのか、もしくは野村のピッチングを見て腕を耳の近くで振る事を意識したのかは分からないですが、昨日の横山のフォームは良かったです。

もしこのローテが逆で、1戦目横山、2戦目野村だったらどうなってたのかな、と個人的には思います。

それくらい選手起用の順番は大事です。

今日の敗戦はしょうがないので、畝コーチは焦らないでほしい

今日の試合は結果的に負けましたが、これはもうしょうがないと思っています。

個人的にはジョンソンを6回で降ろすなら小野と今村で7,8回を乗り切りたいと思っていましたが、小野と今村で抑えられたかと言えばそれも分かりません。

また明日の先発が岡田なので、ロング要因の小野は温存しておきたいという考えもあったのかなとは思います。こればかりは100%の正解はありません。

個人的に今後の展開で一番いやなのは、この敗戦で畝コーチが焦ってしまう事です。

今日の試合がトラウマになり、どんな点差でもジャクソン中崎のゴリ押し継投になってしまう事だけはなんとしても避けて欲しいと思っています。

143試合もあれば今日のように5-0からひっくり返される試合も出てきますが、シーズン通して見ればジャクソンと中崎は極力温存し、シーズン終盤からポストシーズンでバテないようにしていく方がトータルでは+の結果に繋がるはずです。

だから畝コーチは今日の事は綺麗さっぱりと忘れてもらいたいです。

今後も今日の試合と同じように、点差が空いていればジャクソン中崎コンビはなるべく温存し、オスカルや中田、今村、小野、江草、さらにはファームに控える西原や永川等を上手く使って欲しいと思います。

シーズンはトータルで考えないと優勝はできないです。

本気で優勝するなら80勝する事をまず念頭に入れ、80勝する中でどう投手を温存するかをこれからも第一に考えて欲しいと思います。

 - 侍JAPAN, 首脳陣