カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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カープ首脳陣にもマネージメントやコーチング理論を

      2015/09/09

「上司である首脳陣が僕たちのモチベーションを高めてくれないからやる気が出ないんです。だから試合に負けるんです。」

とかそんな事を思う選手はいないとは思いますが、仮に万万が一もしそう思っている選手がいるとすれば、私はドライなので
「考え方がぬるいなぁ。やるかやらないかしかないんだから、やらない理由を自分以外に求めんなよ、しょうもない。どんな状況でも今の自分にできるベストを尽くせば良いだけじゃん。まわりは関係ないじゃん。」としか思わないです。

カープのチームマネージメントはどうなの?

とは言え、正直カープのチームマネージメントが予想以上に前時代的なんで、そりゃ今の20代半ばの子たちにとってはちょっとやりづらい状況なのかなぁと思うことはあります。

昨日の試合でもかなり緒方監督が激おこぷんぷん丸で
「結局ミス、ミスだ。負け試合の要因はミス。もういい加減、集中力のないプレーは見飽きた。雨が降ろうが関係ない。これだけお客さんが入ってるんだから。もちろん俺の責任なんだけど。考え直さないと」とか。

東スポに関しては「日本代表で(試合に)出ていて、ああいうことをするか? 代表も外れるよ。」とコメントしたと報じていました。

スポーツ紙に掲載されたコメントを真に受けるのもアホらしいですが、今までの緒方監督のコメントを見た限りではこれに近いことは言ってしまったんじゃないかとは思います。

別に言ってること自体は正論だし間違ってはないんですが、正論じゃ人は動かないですから。

日ハム首脳陣のチームマネージメントについて

という訳でここでちょっと前にNumberに載っていた記事を引用します。
日本ハム黄金期が生み出したもの。出身コーチに共通する指導姿勢とは?

実際は読んでもらえれば良く分かると思いますが、ざっくりと引用すると

・’04年~’11年までの間に日本ハムに在籍経験のある多くのコーチが他球団に渡り、一軍で指導している。

・その期間に日本ハムはリーグ優勝3回、日本一1回を果たし、ちょっとした黄金期を築いていた。

・大村巌コーチいわく(日本ハムは)こういうコーチングをしてくれというマニュアルが明確になっていたので、分かりやすかった。細かい内容までは言えませんが、気をつけていたのは選手と対話をして、よく選手たちの様子を観ておくことや、プロセスと結果があって初めてアドバイスは成立するものだということです。」

・「腕を組んで胸を張って偉そうに指示をするというのは、あってはいけない指導だという考えになりました。」

・白井一幸コーチいわく「日本では選手が現役生活を辞めて指導者になろうとしたら、簡単になれるんですよね。何の学びもなく、資格もいらない。でもそうしたら、彼らが教えているのは何なんでしょう。持論? 経験? っていうのが疑問でした。」

・清水雅治コーチいわく「自分の野球論を選手に植え付けるのがコーチ論、みたいな考え方が以前はあったように思いますけど、日本ハムでは選手を最優先にした指導論を習いましたね。選手をどうやったら生かせるか、どう伸ばせるか、みんなでそれを考えようよという空気がありました。」

・さらに、二軍のコーチが毎日必ず、指導のレポートを球団上層部に届けているという習慣がある。

・三木肇コーチいわく「レポートすることによって、自分が何をどのように指導しているか明確になりますし、どうやったら自分の考えが相手に伝わるかの勉強になりました。」

・続けて「僕は選手たちにこういったけど、ちゃんと伝わったのかどうか。言い方はそれで良かったのか、とか。伝え方についても学ぶことができました。」

・続けて「僕が先に生まれて野球の経験が多いだけで、(西川)遥輝や西浦の方ができることもある。だから、話し合いながらやる。一緒に成長していくというスタンスでやっているつもりです。」

といった感じで、日ハムでは球団内でこのようなコーチングのマニュアルが存在し、日ハムに在籍していたコーチはそこでコーチング理論を学んだようです。結果的にその当時日ハムはリーグ優勝3回、日本一1回を成し遂げました。

そしてその時期に日ハムでコーチ経験のあったコーチが各球団に散らばり、コーチとして現在進行形で活躍しているということです。

詳しいことは実際にNumberの記事を読んでください。

カープ首脳陣にはマネージメント、コーチング理論がない?

と、ここでカープ首脳陣の問題に立ち返りカープ首脳陣のコーチングやマネージメントを見ていると、ほとんどこういった理論などは身についていないんだろうなという印象を受けます。

緒方監督がどういう指導や声掛けをしているかは実際見たことがないので分からないですが、とりあえず畝コーチが出番を終えた投手に色々話をしている場面は中継でもよく映ります。

そこで畝コーチはほぼ毎回腕組みをしながら選手と対峙しています。

上司であるコーチが選手に対して腕組みをしながら話すとか、心理学の基礎中の基礎でも学んでいれば絶対避けるべきことだと分かるはずですから、それで腕組みをしてるということは心理学やコーチング、マネージメント理論の基礎のきの字も知らない可能性があります。

もちろん実際のところは分からないですが、傍から見ればそう受け取られる危険性はあります。これはヤバいです。

マネージメントやコーチングは簡単

別にコーチングやマネージメントの理論というのは特別なものではないです。

普通に書店のビジネス書のコーナーに行けばコーチング、マネージメントや実践的な心理学の本は五万とあります。

とりあえずそういった本を10冊も読めば理論についてはおおよそマスターできます。大体本に書いてある内容は一緒ですから。

コーチングやマネージメントの理論と聞くとなんか横文字でカッコよくて聞こえは良いですが、別に特殊技能でも専門知識でもなんでもないです。普通に本を10冊程度読めばたいていの人は実践できることです。

もし今までそういった本を読んでなければ、3冊目くらいまでは目から鱗の連続でしょうけど、5冊くらいになれば厚切りジェイソンばりに「ははーん、パターン見えてきたよ」となります。

7,8冊くらいになれば、重要な点はほとんどの本で出て来るので「ホント書いてる内容一緒だな」となりますし、10冊読み終わる頃には「自分で本を執筆できるんじゃないか」くらいに思えてきます。

本10冊読むって大変そうですが、実際は4,5冊読んだあたりからは書いてある内容はほぼ一緒で検討がつくので加速度的に進みます。結構カンタンです。

球団も球団で、コーチングやマネージメント理論をある程度マニュアル化して、現首脳陣や今後コーチ陣に加わるコーチと理論を共有しておくことは、簡単な割に今の若い選手たちにとってはかなり効果があるんじゃないかとは思います。

そうすれば選手に対してや取材時のコメント内容も変わるし、紙面に載るコメントの内容が変わればファンからの目も多少は変わるように思えます。

選手と首脳陣の信頼関係はぜんぜん見えないので分からないですが、すくなくともファンと首脳陣との間の信頼関係はかなりきわどい状況にあるのが現実です。

スポーツ紙があることない事面白おかしく書きたてるのが最も大きな問題ですが、首脳陣側もコメント等はもうちょっと上手いことやって、チームとファンが一体になれるような状況は作れるんじゃないかと思っています。

 - 緒方孝市, 首脳陣