カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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野間の成長と堂林の意地。松山にアドバイスした緒方監督。

   

今日の試合はほぼ危なげなく3-0で勝つことができました。

細かいところを突けば安部の走塁や丸のバントや石原の走塁なんかがありましたが、結果的に3-0で危なげなく勝てれば満足です。

マエケンには最多勝のタイトルで箔をつけてあげたい

今日は中4日でのピッチングということでどうかなと思って見ていましたが、鳥谷に投げづらそうにしていたところ以外はほぼ危なげないピッチングでした。

もう右打者に対しては芸術と言って良いくらいのピッチングです。

スライダーを軸にしつつ、スライダーという武器があるからこそストレートも活きてきますし、コントロールも安定していて非の打ちどころがありません。

これで防御率はピッタリ2.00。最多勝争いでも単独トップの13勝目となりました。

今季オフにはおそらくメジャーに行くと思うので、なんとか防御率1点台と最多勝の箔をつけてメジャーに送り出してあげたい投手です。

そしてそして、今日はとにかくなんといってもまず第一に点の取り方が素晴らしく良かったです。

エルドレッドのホームランで先制

まずエルドレッドの1発で先制。

エルドレッドはなんかもう神掛かっています。数字的には物足りないですし膝をやって以降は守備も残念な感じですが、それでも数字以上の貢献度でチームに勝ちをもたらしてくれています。

カープは本塁打数はベイスターズに次いでリーグ2位で、125試合で94発なので、大体4試合に3発はホームランが出ています。

だから本来カープはそんなに完封されるチームではなく、普通にやれば普通に1点か2点は取れるチームです。

あとはホームランに加えてどう上手く点を取っていくのか。それで1~2点を3点~4点に増やしていく手段をよりたくさん持っておく、というのが今後の課題になってきます。

その点、今日は6回の点の取り方が本当に素晴らしかったです。

6回表、松山に耳打ちした緒方監督

6回表、先頭の菊池がまずツーベースで出塁し、新井が凡退してエルドレッドを迎えた場面。

まず阪神ベンチが動き、二神をリリーフに送ります。

その二神からエルドレッドが四球を選んで1アウト1,2塁になります。

そこでカープベンチは誠也に代えて代打松山を送ります。

すると阪神ベンチも動き、二神を打者1人で諦め高宮を送ってきます。

サウスポーの高宮が出てきたので松山はどうするのかなと思って見ていると、カープベンチは松山をそのまま打席に送り出します。

そしてここで今日のキーポイント。

緒方監督がなにやら松山に耳打ちしていました。

個人的にこの耳打ちが実はけっこうキーポイントだったんじゃないかと思っています。

1アウト1,2塁でサウスポーで打者は松山。となるとカープからして一番嫌なのは、松山が低めに手を出してゲッツーです。

とにかく松山には、低めは全捨てで良いから浮いた球だけに目付けして欲しいと思って見ていました。

予想通り阪神バッテリーは1,2球目と徹底して低めのボール球を投げてきます。

ここで松山がきちんと低めに手を出さずに見送っていたのが本当に素晴らしかったです。

結果的には5球目に完全に捉えた打球が惜しくもライトライナーになってしまいましたが、あの松山のバッティングはもう見どころが凝縮されていました。

阪神バッテリーの思惑と松山の我慢。かなり高いレベルの駆け引きが行われた打席でした。

緒方監督が松山になんと耳打ちしたのかは分からないですが、おそらくは低め全捨てで良いぞ、というような内容だったんだろうなと思います。

結果的にライトライナーで松山はアウトになってしまいますが、内容はかなり良かったです。今日の試合で個人的に一番印象に残ったシーンでした。

そして松山のライトライナーで菊池が3塁まで進み、2アウト1,3塁。あとは堂林の打席での重盗。お決まりの手でしたが、上手く決まりました。

和田監督の表情と鶴岡の表情が物語っていましたが、あれは高宮のボーンヘッドです。でも阪神に与えたダメージは計り知れないものがありました。

ダメ押しは野間と堂林で奪った1点

そして今日の試合を決定的なものにした3点目は、阪神の守護神オスンファンから奪ったものでした。

しかも2アウトランナーなしからの得点です。

まず野間が外寄りの速い球3球であっという間に追い込まれます。まぁこの辺りはデータ通りです。野間に対しては速い球投げとけばとりあえず大丈夫です。

ただここからが野間の凄いところです。

オスンファンが投じた外寄りのボール球に対し、スイングの途中でフッと力を抜き身体を上手く残してレフト方向に上手く合わせるバッティングで出塁しました。

このバッティングが素晴らしかったです。

今までの野間なら追い込まれても腕の力でブンブン振り回して外寄り速球に振り遅れて三振、がパターンだったと思います。

そこをきちんと軽打に切り替え、しかもあの身体の残し方。腕の力を抜いて上手くミートしていました。かなりバッティング面での成長を感じた一打でした。

そして堂林。岩崎に対してまったく合ってなくて2三振でしたがこういう勝負所で打ってくれれば良いです。ナイスバッティングでした。

ちなみに3打席目のセンターへの大飛球は別に大したことないです。

外寄り高めの半速球という所謂堂林ゾーンだったんで、あれは打っても別に進歩も感じないしむしろ打って当たり前位の感じでした。

あんな甘い球は本当の勝負所ではまず来ないので、あそこのコースは打っても別にどうでも良いです。

それより今日はオスンファンから勝負所でしぶとく三遊間に打ったあのタイムリーが何より価値のあるものでした。

また野間のベーランが異常に速いです。外野は前進守備でしたが悠々セーフです。レフトがマートンだったからというのもありますが、あの速さはやっぱり武器になります。

 - 緒方孝市, 野間峻祥