カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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2014年セ・リーグ新人王 大瀬良大地

      2015/07/31

大瀬良が無事に新人王を獲ることができました。

個人的には中日の又吉投手と福谷投手に相当票が入ると思っていただけに、大瀬良への得票数が圧倒的すぎて違和感を覚えたのは事実ですが、カープファンとして無事に大瀬良が新人王を獲れたことは良かったです。

ただ又吉投手も福谷投手も素晴らしかったです。リリーフ投手として両リーグを通じてトップランクの実力の持ち主です。

特に又吉投手は凄いです。酷使酷使と言われた廉よりも多くの試合数と投球回数をこなし、マシソン投手よりも呉投手よりも高い奪三振率をマークする圧倒的な投球内容でした。奪三振率11.51は圧巻です。もうちょっと票数が伸びてもおかしくはないし、第三者として投票するなら個人的には又吉投手に投票していました。

とは言え、このブログは6,7月に大瀬良が失速している時期に居ても立ってもいられず始めたもので個人的に大瀬良への思い入れは大きく、大瀬良が新人王を獲れたことは素直に嬉しいです。

大瀬良の1年通しての成績では
26試合 10勝8敗 151イニング QS率50% 防御率4.05
被本塁打20 WHIP1.36 DIPS4.16

と物足りない数字が並ぶのも事実です。

4点台の防御率や被本塁打の多さやDIPSの悪さは確かに目につきますが、1年間離脱することなくローテを守り切り規定投球回数を投げ二桁勝利を挙げたことは素直に凄いです。

セリーグで規定投球回数を投げたのはわずか15人で、年間通して登録抹消されることなく乗り切ったのはメッセンジャー投手と久保投手と藤浪投手と大瀬良の4人しかいません。これは凄いことです。

正直6,7月の大失速がなければ防御率などもう少し見栄えの良い数字が並んでいただろうとは思いますが、あの経験が大瀬良のピッチングを一回り大きくしました。

それなりに大瀬良のピッチングを追いかけてきた大瀬良ウォッチャーの私から見ると8月以降の大瀬良のピッチングの変貌ぶりはまるで別人のような投球でした。あれだけ内角を強気に攻めてマエケン直伝のスライダーもモノにしてストレートのシュート回転も抑えられフォームのクセも少なくなり力みなく投げられるようになれば当然のように数字も変わります。

大瀬良をウォッチしているとただ投げるだけでなく毎試合テーマを持って試合に臨み実戦経験の中で技術力や考え方を成長させていく様を見る事ができファンとしてとても楽しい経験をさせてもらいました。

2年目のジンクスに関して大瀬良なら心配ないと思います。それ程8月以降のピッチングは圧巻で別人でした。

ちなみに大瀬良が大失速した6、7月の成績を挙げると、
7試合 29.2イニング 防御率7.59 QS率14%
被安打53 被本塁打5 三振15 四球7 WHIP2.02 DIPS5.09 

と散々な数字が並びます。

ただ6,7月を除いた3~5、8~10月の数字は
19試合 121.1イニング 防御率3.19 QS率63%
被安打112 被本塁打15 三振101 四球33 WHIP1.20 DIPS3.96

となります。それなりにまとまった数字です。

さらにピッチングが明らかに変わった8月以降では
10試合 60イニング 防御率3.60 QS率50%
被安打52 被本塁打5 三振51 四球18 WHIP1.17 FIP3.48

と、防御率はそれほどでもないですが内容が良くなっています。

しかも8月以降の被本塁打は8/2の巨人戦で浴びたものが2本あり、それ以降は9試合に先発しわずか3本に抑えています。新人として一年目から壁を乗り越え終盤に内容を良化させたあたりは並みの新人ではありません。

来年は200イニングと15勝を目指すとのことですが、200イニング投げるなら20勝して欲しいと思っています。

 - 大瀬良大地