カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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鈴木誠也は4年目の大ブレイクを果たし山田哲人路線に乗れるか

   

今季のカープ野手陣のなかでもっともファンからの期待が高いのが鈴木誠也だと思います。

私も個人的に今季の鈴木誠也には大きな期待を寄せています。

3年目までの成績が酷似している鈴木誠也と山田哲人

鈴木誠也ブレイク予想の根拠としてよくあげられているのが、誠也と山田哲人の成績が似ていることです。

確かに2人の成績を並べるとよく似ています。

山田哲人

2年目 26試合 44打数11安打
打率.250 本塁打1 打点1 

3年目 94試合 350打数99安打
打率.283 本塁打3 打点26

鈴木誠也

2年目 36試合 64打数22安打
打率.344 本塁打1 打点7

3年目 97試合 211打数58安打
打率.275 本塁打5 打点25

上記のように3年目までのふたりの成績はかなり似通っていて、その後山田哲人は4年目の去年大ブレイクを果たしました。

ちなみに4年目の山田哲人の成績は
143試合 596打数193安打
打率.324 本塁打29 打点89
です。

という訳で山田哲人の4年目と同じように、今年4年目を迎える誠也もブレイクしてくるのではないか、と大きな期待が寄せられています。

鈴木誠也の打撃センスは感覚の賜物

個人的にも今年の誠也はかなり活躍するんじゃないかと期待していますし、将来的にかなり良い選手になっていくんじゃないかと思っています。

ちなみに先日こんな記事が出ていました。
広島・鈴木誠也 猛練習でつかんだ手応え「これっていうのがあった」

これは去年の秋季キャンプでバットを振って振って振りまくった中から手ごたえをつかんだ事が記事になったものです。

その記事の中で誠也は
「どうしたら右の股関節に体重が乗った状態から打ちに行けるか考えていた。連続ティーでへとへとになって振ったときに、これっていうのがあった。」

と言っています。

また、
>石井打撃コーチの就任に伴い練習量が増加した。数をこなすことは、それが目標になり質が低下してしまわないかと懸念されていた。鈴木誠はもともと練習の虫。猛練習から道を見いだした。

という記載もあって、まさにその通りであれだけの練習量の中で自分のテーマを忘れず質を伴った練習を積めるのはまさにセンスの塊です。

しかも股関節に体重を乗せるという感覚的なものがまた良いです。

結局理屈は理屈で、その理屈を自分で体得するためには自分の身体に意識を向ける必要があります。

とくに意識するのは自分の身体の内部、骨格や筋肉の構造に意識を向ける必要があるんですが、それがなかなかイメージできないアスリートも多いです。

そんな中で誠也は股関節に体重を乗せたところから打つというイメージを持てたことがまず素晴らしいです。

こういう選手はほっといても伸びていくんだろうなと思います。それくらい自分で何をどうすれば良いかが理解できています。

バッティングに関してのセンスや意識の高さは本当に目を見張るものがあります。

誠也は内川との合同自主トレで何を学べるか

さらに誠也は内川との合同自主トレを希望し、それを実現させてしまうあたりがまた良いです。

小窪を介して実現したらしいですが、高卒3年目の21歳の選手が自分の希望を言葉にして、先輩を上手く使い希望を実現させるというのはできそうで難しいことです。

しかも外国人選手のライバルに関しては「蹴散らすくらいの気持ちでやる」と言っていますし、相当ハートの強い選手であることは間違いないです。

また、そもそもなぜ内川との自主トレを望んだかと言えば「内川のバッティングの映像を繰り返し見て自分の目指す理想のバッティングが重なったから」というのも素晴らしいです。

このブログでも何度も書いてますが、自分のプレーを映像で確認することと同時に、自分以外の選手のプレーをよく「観察」することは成長する上で必要不可欠な要素です。

その点、誠也はしっかりと内川のプレーを観察し、自分の理想のスイングをイメージし、その結果内川との自主トレに至りました。

このような経緯で実現した自主トレでは多くのことが学べると思います。単に有名選手と合同自主トレをするのとは訳が違います。

その内川との自主トレに関して、
>「ずっと話を聞きたいと思っていた。技術もそうだけど、メンタルの部分。どんな気持ちで打席に入っているとか、投手のどこに目線を持ってきているのかとか聞いてみたい」

>「勢いとかで打てるんじゃなくて、確かな技術を身に付けたい」

と誠也は言っていますが、言ってることや目の付け所も的を射ています。

鈴木誠也の意識の高さはのちのち守備走塁にも活きてくる

センスあるバッティングと比べ、誠也は守備や走塁ではまだ凡ミスの多い選手です。

だから脳筋タイプというか身体能力で野球をやっている、というイメージで見られがちです。

ただバッティングについての意識の高さや勘の良さや目の付け所を見る限り、野球に対する意識は恐ろしく高い選手です。

走塁は高校が所謂甲子園常連の高校ではなく、守備もプロに入ってからはじめているのでまだ今は下手でもしょうがないのかと思います。ようやく今年で高卒4年目ですし。

というかバッティングに対する意識が高すぎて、守備走塁が少し物足りなく見えているところはあります。

ただ誠也ほどきっちりと自分の理想についてビジョンを持って身体の内側をイメージする感覚があれば、いずれ守備や走塁にもその意識は向けられるはずです。

今年はまずバッティングで一軍レギュラーを狙っていますが、守備や走塁が物足りないからと言ってあまりそこはとやかく言わず、いずれ伸びて来るはずだと思って期待しながら観たい選手です。

あらためて4年目の山田哲人を載せておくと
143試合 596打数193安打
打率.324 本塁打29 打点89
です。

今年の誠也がこの数字にどれだけ近づけるのか、楽しみに見ていきたいと思っています。

 - 鈴木誠也