カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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鈴木誠也は猛反省するんだろうなと思った今日の試合

   

今日は序盤戦から幾度となくチャンスを迎え、迎える度にチャンスを逃していましたが、最後の最後にチャンスをモノにしました。

逆転のカープは今年も健在でした。

會澤のサヨナラタイムリーは苦しんできた分見てる側も嬉しかったですし、逆転のきっかけのひとつになった菊池の超守備も良かったですし、薮田(登板過多気味なのが心配ですが。)もストレスのない投げ方で1イニング目は全く危なげないピッチングでした。

そうは言っても今日の試合は本来もっとスムーズに勝ち、野村に勝ち星をつけておいて欲しい試合のように私には見えました。

苦戦した野村祐輔

去年の最多勝投手である野村は横浜相手に今日は苦労していました。

全体的に見て今日の野村はシュートを曲げようとし過ぎて、身体の使い方が横主導になっていました。

見るからにシュートを投げた後は体勢が一塁方向に流れていました。

ああなるとシュートが仮に曲がったとしても打者からすれば嫌らしさはなくなります。

5回にロペスに打たれたタイムリーや梶谷に打たれたタイムリーはまさにそんな感じの打たれ方でした。特にロペスに対してのシュートは良いところに行ったものの打たれてしまった球で、本当に勿体ない投げ方でした。

去年から野村が良い時というのは身体を縦に上手く使えて、縦のカーブが良いアクセントになっている時です。

カーブが上手く使えている時は身体の開きをギリギリまで我慢してクルッと身体が回転するので、カーブだけでなく全体的に本当にキレの良い球が行きます。

右打者に対してのシュートはちょっと食い込ませるだけで十分ですし、曲げる事よりも身体の開きを抑えて投げる方が打者を打ち取る為には重要です。

左打者に対しては別にメジャーのツーシームのような変化をさせる必要は別になく、チェンジアップとインサイドのストレートやカットだけで十分勝負できます。

もちろん野村レベルの投手なら次の試合ではキッチリ修正してくるはずだと思いますし、若い先発ローテを引っ張る存在になって欲しいと期待しています。

開幕から鈴木誠也の調子が上がらない要因は何?

そして打者で気になったのは鈴木誠也の状態の良くなさでした。

開幕からずっとこのような調子が続き、それでも打球が速いので相手野手の間を抜けてヒットは出ていました。

目で見てわかりやすい打率という数字は残っているものの、誠也の表情は開幕からずっと晴れないままです。

去年誠也がブレイクしたのは右股関節の上に体重を乗せる、その感覚を掴んだ事が大きな要因になっていました。

それが今年はどうもうまくいっていないように見えていましたが、今日の試合を見ていてなんとなく思い当たるものがありました。

「鈴木誠也 新練習は「大谷打法」!フリー打撃で軸足蹴り上げ」
https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2017/01/11/0009819307.shtml
これは今年のはじめの記事で、誠也は大谷のフリーバッティングを見て、大谷がやっている打ちに行く際に軸足(誠也の場合は右足)を大きく蹴り上げる打法を試しているという内容でした。

この打ち方を練習するメリットは、踏み込む側の足(誠也の場合は左足)が流れるようになった時に、踏み込む左足でグッと踏ん張れるようになる事です。

なので場合によっては良い練習になります。

その反面、軸足を蹴り上げる訳なので当然右股関節に体重を乗せる感覚は鈍ってしまいます。

今日の誠也のスイングを見ていて凄く気になったのが、体重が前に流れるものの踏み出した左足がつっかえ棒のようになっているところでした。

こうなると体重が前に流れ、流れた体重が左足のつっかえで後ろに返り、重心が安定せず地面を足で掴む感覚がなくなります。

なんとなく今年の誠也はバットが軽すぎるように見えてもいましたが、どうもイマイチ乗り切れないのは、今の身体で重心を右股関節に乗せる感覚がつかめていない事がその要因な気がしました。

あとはもうちょっとだけバットを重くしても良いのかなとは思いました。

少し気持ちが見えた7回裏の空振り三振

そんな誠也は今日はとにかくランナーを置いた場面でことごとく打てませんでした。

40歳の新井が必死の思いで進塁打を打ったのに誠也が三振をした場面なんかは見ていて厳しいものがありました。

今日の試合を落としていたら間違いなく誠也が最大要因だったと思いますし、試合に勝ったとは言え誠也自身は反省しかないだろうなと思います。

それでも山﨑に三球三振でやられた後はさすがに負けん気が顔を出していましたし、最後の打席では逆転勝ちに繋がるヒットを放っていました。

誠也はもともと負けん気が異常に強く、「打撃は投手とのケンカ」と言う位気持ちが強い選手です。

だからこそ今日の試合は思うところがあったと思いますし、もう一度股関節に体重を乗せる感覚を思い出し、この試合を浮上の切っ掛けにして欲しいと思っています。

不調だからとスタメンを外れるレベルの選手ではなくなりましたし、試合に出ながら修正できるはずです。

誠也なら必ず今の壁を乗り越えてくれると期待しています。

 - 野村祐輔, 鈴木誠也