カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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薮田和樹は一軍で打たれることの怖さを知ってしまった

   

二軍で脅威の奪三振率を誇る薮田が、昨日は5イニングを投げわずか1つしか三振を奪えませんでした。というか昨日は三振どうこうの話ではなく世界の火ヤク庫にメッタ打ちでした。

ただこれは一軍で良いデビューを果たした人が大体通る道であって、別に特別なことではありません。劣化でもないし研究された訳でもなく、普通に理由があって打たれている訳で、打たれる理由があるということは当然改善策もあります。

薮田の球そのものは良い

前に見た時の薮田は、フォームが素人のストラックアウトごっこのようなフォームで全然ダメでしたが、今日はそこそこ身体全体を使えていました。

ただそれはストレートの時のみで、変化球を投げる際には置きにいくフォームになっていました。

とはいえそれでも良い所に決まる変化球はなかなか質が良いです。ストレートは言うまでもなく一級品です。

それでも打たれるのには原因があります。

薮田は変化球を投げる時にビビりながら投げている

一軍初登板の時の薮田はこわいもの知らずで試合に臨み、だからこそ変化球を放る時に普通に放り普通にストライクを取れていました。

ただ昨日の薮田は変化球を投げる時に打たれる怖さを感じながら投げていました。

だから変化球を投げる時に、できもしないのにコースを狙おうとするし、そもそもフォーム自体が完全に置きに行くフォームになっています。

変化球を放る時に「今から俺は変化球を放る。気を付けて投げよう。」という感じが全身から溢れ出ていました。あれだとバッターからすれば打ちやすいことこの上ないです。

どれだけストレートが速くても、どれだけ質の良い変化球があっても、バッターからすれば、今からストレートが来るか変化球が来るか分かれば対応できます。

変化球を投げる時こそアウトレイジ感を出す

勿論理想はストレートも変化球も同じフォームで投げることです。

ただそれも難しいので、とりあえず変化球の時こそストレートよりも全力で殺気を醸しだして投げれば相手バッターは騙されます。

この辺りはソフトバンクの森投手が非常に参考になります。あれだけ気迫を前面に出して思い切り腕を振って120キロの変化球を放られたら、バッターはど真ん中でも打てません。

だから薮田もアウトレイジらしく、変化球を投げる時こそ殺気を漲らせ「俺はアウトレイジじゃ。打てるもんなら打ってみぃ!」くらいな雰囲気でゆるい変化球をど真ん中めがけて思い切り腕を振って投げればそうそう打たれません。

さらにそれができれば、質の良いストレートも一層効果的になります。

変化球の質自体は良いですしストレートも良いんですから、あとは相手バッターに読まれなければ普通に抑えられます。野球は常に騙し合いです。正々堂々やってても負けたらしょうがないです。

まだチャンスはあるそうなので、次はもっともっと変化球の時こそ殺気を前面に出して投げる薮田を見たいです。

あとは将来的に、もうちょっと股関節を柔らかくしてステップ幅を広く取れるようになれば左足のツッパリ感もなくなり、ストレートを投げる時に上に伸び上がる感じもなくなり、スムーズな体重移動で身体に負担のないフォームになりそうだなと思いました。

 - 薮田和樹