カープについて俺はそう考える

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山岡泰輔と田中正義(ジャスティス)。カープのドラフト1位はどっち?

   

2016年ドラフトに向けて、1月12日に今年最初のスカウト会議が開かれました。

この時期のスカウト会議は特別な意味があるものではないですが、一応ここで今年のドラフト1位の候補の名前が挙がります。

今年で言えば、ジャスティスこと田中正義(創価大)、山岡泰輔(東京ガス)、寺島成輝(履正社)の3名の名前があがりました。

過去数年のドラフト1位は大正義投手枠

以前当ブログでも「過去の指名傾向から2015年カープのドラフト指名を予想する」で記載したことがありますが、カープのドラフト1位はその年の大正義投手枠のことが多いです。

現行のドラフト制度になって以降のドラフト一位を見ると

2014年 有原航平(早稲田大)
2013年 大瀬良大地(九州共立大)
2012年 森雄大(東福岡高)
2011年 野村祐輔(明治大)
2010年 大石達也(早稲田大)
2009年 今村猛(清峰高)
2008年 岩本貴裕(亜細亜大)

といった感じで、最初から野手を指名したのは2008年の岩本ただ一人です。

また2012年の森雄大は例外として、それ以外の年はカープの中でその年の大正義系投手的な位置づけの投手を順当に指名しています。

という事で、今年もジャスティス、山岡、寺島やその他これから名前の挙がる投手候補が1位で指名される可能性は高そうです。

ダルビッシュが絶賛した山岡泰輔の現在地

ジャスティス、山岡、寺島の中で広島出身なのが山岡です。

瀬戸内高校時代には現巨人の田口麗斗との投げ合いを制し甲子園に出場したのは広島の人にはお馴染みです。

また甲子園でのピッチングがダルビッシュに絶賛された事で名前が売れ全国区の存在になりました。

今でも山岡と言えば二言目には「ダルビッシュが絶賛」と言われます。

もちろん甲子園でも活躍しましたし、社会人の名門東京ガスで高卒1年目から中心選手としてやっているのは凄いと思います。

ただ正直個人的にはダルビッシュが絶賛した事で名前が売れすぎたというか、本来の能力値以上に高値で評価されている気がしないでもありません。

実際に2015年に山岡のピッチングを見る限り、確かにスライダーはお化けスライダーです。

ただスライダーもストレートがあってこそですが、その肝心のストレートがイマイチグッと来ません。

2015年のレベルのストレートであればプロなら対応可能だし、変化球もお化けすぎてプロの一軍トップレベル相手には組み立てで苦労しそうな予感がします。

正直いって、今年相当レベルアップしないとドラフト1位競合どころか、外れ1位や外れ外れ1位、さらにはドラフト2位以下になることも可能性としてそれなりにあると思っています。

低身長右腕のプロ実績やドラフト指名順位

山岡は公表172㎝(本当はもっと小さく見えますが)とかなり小柄な点も、ドラフト1位として名前が挙がるにしては物足りません。

小柄な右腕でプロで活躍してる選手と言えば、美馬(169㎝)、武田久(170㎝)、小川(171㎝)谷元(167㎝)、福山(172㎝)あたりがまず思い浮かびます。

この中では武田久は別格で、あとはここ2年間リリーフとして活躍している福山が順調なくらいかなという感じです。

ちなみにヤクルトの小川に関しては防御率2点台以下のシーズンはプロに入って1度しかありません。あとの2年はどちらも防御率3点台で並みの成績です。

もちろん本拠地が神宮で防御率3点台ならまずまず、という感じですがただ絶対的なエース感は今のところありません。

美馬に関しては毎年先発として起用されながら、プロ5年間の中で規定投球回数に達したのはわずか1年だけです。

谷元はプロ7年間リリーフとして活躍しているものの、防御率2点台以下は2年だけで、あとは3点台が3年、5点台が2年です。

こうしてみると、やはり身長の低い右腕がプロで大活躍をするのはかなり難易度が高いことなんだろうと思います。

結局上手くいってもリリーフとしてそれなりに活躍するか、先発としては防御率3点台あたりでまとまる印象です。

さらに、近年のドラフトで低身長右腕が1位指名されたことは一度もありません。

福山はドラフト6位、美馬はドラフト2位、谷元はドラフト7位、小川はドラフト2位、武田久はドラフト4位です。

それくらい、プロから見ても低身長右腕はドラフト1位としては敬遠されがちなんだろうと思います。

という事は、正直言えば山岡に関してはドラフト2位で獲れたとしても全く不思議じゃないと個人的には思っています。

少なくとも現時点で「ドラフト1位で絶対欲しい」とか「競合になるかもしれない」とかそういう風には個人的に感じません。

仮に「ダルビッシュが絶賛」という下駄が外れたら山岡は何位が順当なんだろう、と考えるとやっぱり2位あたりが順当なのかなとも思います。

もちろん今年急成長する可能性があるのでなんとも言えないですが、現時点で田中と並べて語るのは違和感しかないですし、履正社の寺島の方が外れ1位候補としては個人的に魅力的な気もします。

カープも田中正義(ジャスティス)に特攻して欲しい

個人的には今年のドラフト1位候補で田中ジャスティスと並列で語れるレベルの選手はいないと現時点では思っています。

ちょっとあのストレートは異質すぎます。投手としてレベルが他の1位候補とは違う感じです。

ジャスティスの実力は近年で言えば菅野や藤浪クラスだろうな、という感じがします。

また今年は今の所外れ1位候補は山岡や寺島など含めかなり豊富です。そういう面でも、クジに外れるの覚悟で田中正義に特攻するのはアリだと思います。

もし当たればその時点で2016年のドラフトは成功と言えるレベルです。

オーナー自身も次期18番の候補としてジャスティスの名前を挙げていますし、もしジャスティスが入団すれば18番をあげても全然違和感がないです。

マエケンがいなくなり黒田も引退が近い現状では、入団即先発陣の柱として活躍できそうな田中をわざわざ回避するのもだいぶ勿体ない気がします。

クジで外すのは結果論なのでしょうがないですが、チームの軸になりうる超目玉選手に関しては特攻した方がチーム強化に繋がる気がします。

もちろんドラフト会議まではまだ9ヶ月程あるので、ドラ1候補選手の力関係はその都度変わります。

ただジャスティスに関しては完全に頭ふたつ程抜けているし、安楽ほど深刻な事にならなければ目玉中の目玉である事に変わりはないと思います。

もうドラフトの超目玉がパリーグにばかり行くのは嫌ですし、そろそろセリーグに目玉が入団して欲しいし、セリーグに入団するならカープに入団して欲しいと個人的には思っています。

山岡も山岡で広島出身ですし、今年さらに実力をつけ文句なしでドラフト1位で指名されるような投手になって欲しいと思っています。

という訳で山岡もジャスティスもケガなくこの1年頑張って欲しいし、履正社の寺島やほかにもドラフト候補の選手はたくさんいるので、なるべく皆ドラフト会議まで順調に成長して欲しいと思います。

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