カープについて俺はそう考える

カープについてカープファンの管理人が考えたことをあれこれ書くブログです。

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カープのドラ2、横山弘樹は先発ローテに加わるのか

   

久しぶりにオープン戦を観る事ができたので、観た感想や気になった選手(横山、菊池、松山等)についてメモ代わりに書き残しておきます。

ルーキー横山弘樹の長所と短所

たまたま見れた試合がルーキーながら開幕ローテに入りそうな横山が投げている試合で良かったです。

観ていて楽しみな投手だと思いましたが、同時に課題も目立つピッチングをしていました。

横山弘樹の長所

今日は日ハム打線を相手に6回を投げて4安打4四球で1失点でした。

まず良かったのはランナーを出してから慌てない事です。まったくバタバタしないですし、落ち着いた様子で適度にランナーを気にしつつも打者にしっかり集中できていました。

さらに今日の試合ではフィールディングがかなり光っていました。

日ハムのバントやランナーのスタートが悪かったというのもありますが、送りバントを2度も刺していました。あの身のこなしは素晴らしかったです。

また変化球を投げる時にしっかり腕を振って投げられているのも良かったです。あれだけ腕を振ってチェンジアップ(?)を投げられれば一軍の打者相手でもかなりの武器になります。

横山弘樹の要改善ポイント

今日の横山は良い点も目立ちましたが、同時に改善が必要なポイントもありました。

まずフォームが全体的に開きが早く腕が横振りになりがちな点は気になります。

特に力んだ時には腕が身体からかなり遠くなり、思い切り身体の開きを使った球速を稼ぐフォームになっていました。

あれだけ身体が開くと相手バッターから見た怖さもないですし、球は抜けやすくなります。

特に今日はストレートの制球に苦しんでいましたが、あのフォームではストレートを思った所に投げることはほぼ不可能です。

横山自身も、今日投げたストレートの中で自分の思い通りに投げられたストレートは5球くらいしかなかったんじゃないかと思います。

前回の登板では「変化球が多くなりすぎた」と反省していたみたいですが、今日の試合でもあれだけストレートが制御できなければ当然変化球でかわすピッチングしかできません。

もうちょっと腕を身体の近くで振る意識と、ストレートを上から投げ下ろすようなイメージが必要なのかなと思いました。

横山弘樹はフィニッシュよりもボールの行方に意識が向いている

あと気になったのは、投げ終わりにきちんとフィニッシュせずにボールの行方を目で追い過ぎている所です。

自分が投げた球がどこに行くのか気になるのも分かりますが、まず投手として優先すべきは体重を前に乗せ切りフィニッシュの形をきちんと作ることです。

今日の横山は前に体重を乗せ切っていないですしグラブの抱えもほどけていて、投げ終わりのフォームのバランスが極端に良くないです。

そしてグラブはほどけ体重移動も微妙なままボールの行方を目で追っているから、投げ終わりにアゴが上がり首は右側に倒れてしまいます。

昔巨人にいた岡島のノールック投法じゃないですが、あれくらい思い切って体重を乗せて投げ終えるフィニッシュ感を優先していった方が横山の場合は丁度良いのかな、という印象を受けました。

個人的にはまずはフォームを固めてほしい

今日の6回1失点のピッチング結果によって、どうも横山は開幕ローテ当確のようですが、個人的にはまずはフォームをきちんと固めて欲しいと思っています。

驚異的な順応性と伸びしろを持つ右腕。ドラフト期待のNTT東日本・横山弘樹。
numberのドラフトの記事で、横山弘樹についてNTT東日本の安田武一投手コーチが詳しくコメントしてくれています。

「プロのスカウトの方にも言っていますけど、彼の完成形はまだまだ先です。フォームもまだまだだし、まだ目指すところまで全然ですよと。ただ、その分伸びしろはあると……」

「今はまず『(プロへ)行きたい』が先に来て、行ってからが勝負みたいになっています。でも、それは違うなあと最近思うんです」

プロ入りしたことで結果を焦り、己のやるべきことを見失い、せっかくの才能を伸ばせないまま終わりはしないかという親心がそう言わせているのだ。

と色々書かれていますが、私もこの投手コーチと同じ意見で横山弘樹はまだ全然未完成ですし、社会人ドラ2だからと言って即戦力という訳ではないと思っています。

個人的にはもう少し長い目で二軍でフォームをじっくり作った方が、その先の成長や活躍が見込めるのかなと思っています。

興味のある方はナンバーのこちらの記事驚異的な順応性と伸びしろを持つ右腕。ドラフト期待のNTT東日本・横山弘樹。を読んでみてください。

菊池の脱力バッティングについて

あとは打者でまず気になったのは菊池です。

菊池と言えば金村さんも絶賛する超脱力打法でネコのようなバッティングが持ち味です。

ただ今日見た菊池のバッティングは脱力打法が悪い方に出ていました。

本来の菊池の脱力打法は脱力した状態でトップを作り、振りに行く時にはシュッと振りにいけます。

ところが今日見た菊池は脱力したままバットを振りに行っているから、バットが遅れて出て速い球にタイミングが合わないですし、バットの軌道が波打ってしまっていました。

もう少しバットを振りにいく時点で力を込めて、ボールに対して真っ直ぐバットをシュッと振りに行く方が菊池の良さはもっと発揮できるはずです。

イメージとしては侍が刀で球を真っ二つに斬り割くような、そんな侍打法のイメージで丁度良いのかなと思います。

センスの塊とウワサされるドラ5西川龍馬のバッティングもはじめて見ましたが、最初のスイングなんかはファウルになったものの、まさに侍がシュッとボールを真っ二つに斬り割くようなイメージで良かったです。

あのスイングは菊池にとっても参考になりそうな印象を受けました。

松山の状態が気になった

あとは全く調子が上がらない松山のバッティングも少し気になりました。

良い時の松山のバッティングは、腰がスパーンと回転して上半身と下半身の割れが抜群に良いです。

ただ今日のスイングを見ると腰が全然クルッと来ずに手打ちになっていました。

もうちょっと腰がスパーンと回転して上半身と下半身の割れができてくると松山の状態も上がってくるのかなと思いました。

色々ありましたが、チーム全体の印象としてはホームランあり犠牲フライあり、エルドレッドの押出し四球ありと得点パターンが多彩になった幹事がして良かったです。

ああやってコツコツ1点2点でも取り続けていれば、9回終わるころには4点くらいは取れていて勝てる試合は多くなります。

開幕まであと少しですが、このまま良い調整をして良い形でシーズンに入って欲しいと思います。

 - 横山弘樹, 菊池涼介